海と毒薬の作品情報・感想・評価・動画配信

『海と毒薬』に投稿された感想・評価

1945年頃の九州F帝大医学部病院。
敵国捕虜の生体解剖を行うこととなったが、医学研究性の勝呂は良心の呵責から、まともに手術を見ることができない。
そんな勝呂の様子をせせら笑う同期生の戸田も、極限状…

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1986年の作品のようだがもっと前の作品のように感じる。渡辺謙が若い。
ShoM
-

太平洋戦争末期に実際に行われた米軍捕虜の生体解剖を題材にした遠藤周作の小説が原作。

戦時下の「死」に対する感情が麻痺、大学病院内の権力闘争、日本人特有の「同調圧力」が事件の背景として描かれる。逆光…

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pi
3.3
Xでレビュー見つけたので気になり見ました
戦争中という社会背景と物資の行き届かない環境での手術
今じゃ考えられない現実が、怖すぎた……

1986年、日本、医療ドラマ。モノクロ。

太平洋戦争末期。九州F市の大病院で研究中の医学生、勝呂(奥田瑛二)と戸田(渡辺謙)は自身の研究と患者の治療に追われいた。そんなある日、2人は教授から米軍捕…

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4.0

U-NEXT
公開当時は、生体解剖に対する倫理観や道徳観にばかり目を向けていた。
齢を重ねた今見ると、戦時下の身のよりどころのない不安、浮遊する自我のようなものが、画のなかに見てとれた。人々が流され…

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かねてより気になっていて、でも近所のレンタル店でも見付からないし、あわよくば狙っていたTV放送に出会う事もなかったけれど、たまたまYouTubeで無料で見られるのを見付けて鑑賞しました。有難い。
(…

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chiaki
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『生きた人間を生きたまま殺すこんな大それた行為を果たした後。。俺は生涯苦しむやろか。。。??』
戦争に勝った負けた関係なく苦しまない人いて欲しくない。。
料理に捕虜の生肝とか冗談にもならん。。日本兵…

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3.9
このレビューはネタバレを含みます

戦争の狂気に飲み込まれた世の中。アメリカと開戦真っ只中の日本国が舞台である、人が持つ道徳心や倫理感を問う、重く苦しいテーマを内包した医療映画。

幾度となく都心に対して、執拗な無差別爆撃を繰り返して…

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3.5

遠藤周作作品という事で割と偏った捉え方をしてしまう可能性もあるのである程度身構えての鑑賞
こういう映画はフラットに観ないとと思うけどやっぱりきつかったなぁ、、

戦争が起こらない事が何よりだし
19…

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