あばずれ女の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 2ページ目

『あばずれ女』に投稿された感想・評価

親への愛を詩でうたう授業ではクッソ不満げな少女。イカれたロリコン野郎との監禁恋物語かと思ったら、恋でもないオママゴトで小さな世界を作る息詰まる話だった。撮影の緑が綺麗。
reb

rebの感想・評価

4.0

文芸坐シネマテークで鑑賞。
母親から虐待を受けている少女マド。
知的障害を抱え家族からのけものにされている青年フランソワ。
フランソワはマドを誘拐し、自室の屋根裏部屋に監禁する。そして2人の秘密の共…

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knd

kndの感想・評価

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ラストのショットすごすぎて「すげえ」って声出そうになったしそのまま終わったのでめちゃくちゃ笑った

知恵遅れの青年と母親に虐待されている小娘、どちらも「見捨てられた子ども」で、その共通の寂しさだったり侘しさが物語を強くしている。ほぼ二人芝居の室内劇。青年と小娘の奇妙な共同生活の場が屋根裏、まともな…

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家族や社会と折り合いの付かない自閉的な青年の孤独感と、親に虐げられ学校にも馴染むことのできない少女の孤独感、その共鳴。ドワイヨン監督が新聞でたまたま目にした実際に起きた少女誘拐事件の記事、その浅薄な…

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魔窟みたいな暗い寝室で肉付きよすぎる母の背中掻くシーンから絶望的に地獄。ムシェットみたいなマドがヒッチハイク、首のニキビを治すため?お姫様だっこに腐った段ボールで蓋されて小屋で薄暗くなるまで待たされ…

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csm

csmの感想・評価

5.0

先週からさらに最高で本物しか出てこない緊張感に痺れまくってニットに張りつく11歳の胸元でもう素晴らしい。学校は墓場だし家も地獄。あの暗がりで無言で背中さらす母親なんか嫌いに決まってるし他の場所あるな…

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味

味の感想・評価

3.8
新文芸坐シネマテーク vol. 40
ジャック・ドワイヨン初期傑作集

共犯やらなんやら名前をつけたらすべてが霧散してしまいそうな危うい関係性を部屋と外とで絶妙に展開させる変態力。隔絶性と幼稚さと貧困と、それが安易さではない一種の自然なベクトルに納得させられる不思議。ず…

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okimee

okimeeの感想・評価

4.0

先週に引き続き、映画批評家・大寺眞輔さんの講義つき(字幕付けた方)

17歳のフランソワに誘拐された11歳の少女・マドレーヌ。
屋根裏部屋で静かに、だけど会話多く過ごし、母のように、恋人のように振る…

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