20世紀初頭のアメリカ・テキサス州。
見渡す限りの麦畑。刈り入れ時だけ雇われた大勢の労働者たち。お金持ちだけど孤独な農場主。そして突然訪れた天国のような日々…
それらがひとりの少女の目を通して語られ…
カンヌ映画祭でも使われるエンニオ・モリコーネの冒頭のスコアの時点で素晴らしいが、中身はもっと素晴らしい
中身と言っても他のテレンス・マリック作品同様その映像が要なのだけど、ネストール・アルメンドロ…
20世紀初頭のテキサスの麦畑。
シカゴの工場で上司といざこざを起こした”ビル”は妹の”リンダ”、恋人の”アビー”の3人でシカゴを離れ、成り行きでこの地に季節労働者としてやってきた。
ビルは世渡りの…
2017/5/22鑑賞(鑑賞メーターより転載)
監督テレンス・マリックという時点で自分には理解不能である事を悟りつつの鑑賞だったし、いつもよりもだいぶ判りやすい方だとは思ったが、やっぱり鬼門であるこ…
これが映画というものではないでしょうか?セリフではなく、只管映像で魅せる!美し過ぎる風景です。トリュフォー映画の撮影担当してたネストールアルメンドロスの撮影は映画史に残ります。そしてエンニオモリコー…
>>続きを読む麦畑のシーンはほぼ夕景なので撮影は大変だったことでしょう…。しかしため息出るほどうつくしい夕景。映像がうつくしい作品ときいてはいたけど。白い東屋、地平線に太陽が沈んだ後の紺色と橙、はためく布の向こう…
>>続きを読むテレンス・マリック監督作品!
ああ、なんと美しい黄金色の夕日、麦畑…
本作、それは、それは見事なマジックアワーで魅せる映画です。
台詞は少なく、印象的なナレーションに導かれ、男女の複雑な三角関係…
完璧な映画の一つ。冒頭から泣けて延々泣きながら観てた、美しくて。労働と人間はなんて美しいんだ。少女のちょっと距離のある観察のモノローグ。美しい男(いやごめん、リチャード・ギアは好みじゃない)と美しい…
>>続きを読む個人的に大好きな監督テレンス・マリック。本作品は撮影も素晴らしく、映像がとにかく美しくそれだけでも一見の価値あり。苛烈な現実を受け入れてきたひとびとの、その人生の狭間に生まれた、幻のような愛おしい日…
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