全線~古きものと新しきもの~の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『全線~古きものと新しきもの~』に投稿された感想・評価

エイゼンシュテインの誕生日(1月23日)にうっかり彼の作品を見逃してしまったが、今年で作られて90年ということもありこの作品を誕生日から1週間経ってから見る。

社会主義礼賛というか資本主義アンチの…

>>続きを読む

1929年、ソ連/ロシア、サイレントモノクロ映画。

監督作の中でひとつ転換がある作品。
これまで主人公は群衆だったが、今作では農婦マーサを中心にドラマが描かれる。

父が亡くなり遺産として彼女に分…

>>続きを読む
29年、サイレント農村の集団化、機械化、トラクターが貧農、富農との対立。イマジネーションとシュールな表現。
よみうり映像カルチャーセンターにて
Rin
-

レッツらコルホーズ!──自営農家は大変、だから皆で力を合わせてコルホーズ(集団農場)を結成しようぜ!という力強いメッセージが伝わってきたりこなかったり。コルホーズのトラクターを買うためにカンパして集…

>>続きを読む
ygarbo
3.6
エイゼンシュテイン作品記録
山本
4.0
歴史的資料として大きな価値のある一本
3.5

一般市民と国の思想が合致していた時代の幸福感を伝える貴重な一作、そしてそんな状況を前向きに受け止めて「ソ連はこれからも頑張るぞー!」と言わんばかりに労働の近代化を宣伝し、そのためにモンタージュなどの…

>>続きを読む

エイゼンシュテイン総監督の下、「センチメンタル・ロマンス」(1930)「メキシコ万歳」(1930)でもタッグを組むアレクサンドロフ監督がメガホンをとった農業の集団化&機械化促進映画。原題は「STAR…

>>続きを読む
m
4.4
鑑賞記録
Xu
4.0

建築表象のお勉強のため、急遽鑑賞、とはいえ、中盤に映る国営農場のシーンと、街のシンメトリー高層ビルぐらいか知らん。

冒頭の躊躇ない貧困描写からの、集団農場や国営農場と機械化の称揚・礼賛、その官僚主…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事