人間たちの頭の中をのぞくのが天使の仕事。世の中のどうしようもない怒り、悲しみ、行き詰まりを知って、それでも人間になりたいと願った時、映像はモノクロからカラーへ。なんとなく温度で感じられる昔の同僚に話…
>>続きを読む作中の随所に詩が散りばめられていて、全体的にポエティックな雰囲気になっている。
海外の作品を無理に和訳したようなものの持つ独特の難解さがあるが、それを含め、表現に必要なものだったんだな、と見終わって…
あの花もこの花もありのままに美しい。けれどあの花に日が当たる時、この花は影になり。この花に日が当たる時、あの花は影になる。
私達は一人一人が人生の主役。
なれど、他人の人生の中ではエキストラピープ…
映像もセリフも、作品全体を包む雰囲気も全てがポエティックで、非常に芸術性の高い作品だった。
娯楽映画を求めてる人には向かないかもしれないけど(そもそも娯楽映画を求めてる人はヴィムヴェンダース見ないか…
映像、セリフ、音楽、全てが美しくて芸術的ですね。ただ楽しいだけではなく、映画の素晴らしさを本当に感じさせてくれる作品だと思います。
ひとつひとつのシーンを切り取って、美術館に飾っておきたくなりますね…
天使はすぐそこに…
『シティ・オブ・エンジェル』('98)の元ネタとなった映画。とても静かな時間の中に、美しい言葉たちがつぶやきのように流れて行く。その言葉一つ一つは、私たちの何気ない生活の一端をと…
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