「この翼さえいらない。貴女に触れ、愛せるのなら…」
ベルリンの街を傍観する天使達。彼らは地上の人々の心の声に耳を傾け、人間世界の物語や歴史を見守り続けてきた。そっと人の傍に寄り添う彼らの姿は、なぜ…
このレビューはネタバレを含みます
詩集を読んでいるかのような映画。
彫像のように無機質・無表情で温度のないモノクロの思考の世界(天使視点)と、表情豊かで生身の暖かさ、柔らかさを感じられるカラーの世界(人間視点)の明確な対比がとても…
異次元の存在が人間社会にやってくるって既視感あると思ったらバービーだった。でもバービーは現実の軋みを目の当たりにするのに対し、ベルリンの天使は現実をユートピアみたいに捉えている。ここに男女の断絶や格…
>>続きを読む 午前10時の映画祭。
モノクロは天使の世界、カラーは人間の世界を示す。モノクロのカットは光と影の描写が巧み。サーカスのスポットライト、天使の影、ライブの照明などを上手く活用していた。ヴィム・ヴェ…
最初のモノクロ部分(天使サイド)は、何度も寝落ちするぐらい退屈だったが
しかし、それは意図的で如何に退屈で世界が退廃的にネガティブに感じるかを見せるためだというのが
カラー(人間サイド)になった時に…
モノクロにすれば芸術点UP⤴
大昔に劇場で観たことがあります。冒頭のオープンカーでの2人の天使の会話だけで徹底的にイヤになって、後はふて寝した記憶があります。て言うか、ふてくされなくても凄く眠かっ…
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