ラストに山村聡のモノローグで、タイトルのあした来る人の意味が解るけど、どうも取って付けた感が否めない。
この映画では五人の男女のそれぞれの想いの行き違いから、傷ついたり別れたりするのだけど、一番質が…
のちの作風を予告するような複数のドラマ錯綜型の群像劇なのだが、淡々としすぎてメリハリが効いてないというのか、川島作品にしては穏当な印象。カジカ研究者とか山男とか、ディテールの設定が面白いだけに惜しい…
>>続きを読むドラマ内での人の出入りや舞台の移動など物語の交通整理は凄い巧妙なのだが、あまりにもサクサク進みすぎるので肝心のドラマトゥルギーは薄くなり見ごたえが無くなって観賞後自分は何を見たんだっけという状態に。…
>>続きを読む一貫して人物の会話を正面からの切り返しで撮る。話はありがちだが、人物に対して真摯で誠実、肩に力は入らず、素直なアプローチで好感。クロスフェードが印象的。面白い。最後の締めは如何なものか…と思わなくも…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
編集に一部、唐突感のある箇所がありますが、さすが川島魅せます。
カメラワークが凝ってるのですが、あざとさがありません。品が漂います。
主演の女優さんの美しさだけで2時間が瞬く間です。
月丘夢路と新珠…
月丘夢路、三橋達也、山村聰、新珠三千代、三國連太郎ら豪華キャストによる群像劇、モノクロ映画
【あらすじ】
結婚6年目の月丘&三橋夫婦は微妙な関係
愛情が薄い上に安月給、おまけに山登りに夢中な夫に月…