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55年日活。この翌年、本作出演の三橋達也と新珠三千代の二人が「洲崎パラダイス赤信号」で闊達な人柄を演じていたことを考えるとなかなか味わい深いものがあるが、それにしても話がつまらない。三橋は妻の月丘夢…
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川島雄三5本目。
面白かった。
廊下を歩く山村聰のオープニングがかっこよかった。今村昌平『「エロ事師たち」より〜』を思い出した。
原作は知らないのだけど三國連太郎と月丘夢路がメインなのかと思いきやし…
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今の時代から見れば“男の身勝手”
ヤチヨ父とキョウコ…飾り、キョウコは慕ってた
克平とヤチヨ…夫婦→離婚の話
克平とキョウコ
ヤチヨとソネ…ソネは九州に引っ込む
最後はカジのセリフでキレイにまと…
ラストに山村聡のモノローグで、タイトルのあした来る人の意味が解るけど、どうも取って付けた感が否めない。
この映画では五人の男女のそれぞれの想いの行き違いから、傷ついたり別れたりするのだけど、一番質が…
のちの作風を予告するような複数のドラマ錯綜型の群像劇なのだが、淡々としすぎてメリハリが効いてないというのか、川島作品にしては穏当な印象。カジカ研究者とか山男とか、ディテールの設定が面白いだけに惜しい…
>>続きを読むドラマ内での人の出入りや舞台の移動など物語の交通整理は凄い巧妙なのだが、あまりにもサクサク進みすぎるので肝心のドラマトゥルギーは薄くなり見ごたえが無くなって観賞後自分は何を見たんだっけという状態に。…
>>続きを読む一貫して人物の会話を正面からの切り返しで撮る。話はありがちだが、人物に対して真摯で誠実、肩に力は入らず、素直なアプローチで好感。クロスフェードが印象的。面白い。最後の締めは如何なものか…と思わなくも…
>>続きを読む月丘夢路、三橋達也、山村聰、新珠三千代、三國連太郎ら豪華キャストによる群像劇、モノクロ映画
【あらすじ】
結婚6年目の月丘&三橋夫婦は微妙な関係
愛情が薄い上に安月給、おまけに山登りに夢中な夫に月…