戦争映画だけど、戦場を描いておらず、境目であるノーマンズランド(中立地帯)で起こった騒動を描く。
いわゆる戦争映画が苦手な人でも観れるようなブラックジョーク的なお話でありつつ、最後まで観ると戦争の…
ボスニア紛争の映画で、タイトルがNo man’s landであれば、如何にもシリアスで凄惨で救いが無い映画だと思いきや、途中インサートされた本物と思しきニュース映像以外、気絶したツェラの背中に地雷が…
>>続きを読む【地雷の上で💤】
ユーゴに於ける内戦をカフカ的な不条理ユーモアで綴った戦争映画。演出以上にシナリオの完成度が高くグイグイ見入ってしまう出来栄えとなっている。
やや演劇的で狭っ苦しい台詞の応酬が観…
戦争風刺の縮図
どっちが先に手を出したかで言い争うセルビア人とクロアチア人そして平和維持とは名ばかりに目の前の争いを傍観するしかない国連軍という大局では見えにくい戦争の焦点をピンポイントで風刺した…
98分という短尺の中に、戦争の縮図が凝縮されている。
ワンシチュエーションものということで軽い興味で観始めたものの、想像を超えるずっしりと重たい余韻。途中で分かり合い、やり直せるチャンスはあったは…
静かなラストシーンが強烈に刺さる映画でした。
戦争を続ける人たち、それを傍観する人たちの未来を指し示してるラストではないでしょうか
「戦争は愚かだ」と誰もが分かっていながら戦争は無くならない、傍観…
ボスニア紛争を題材に、塹壕に取り残されたボスニア兵とセルビア兵の姿をシニカルなユーモアをまじえて描いた戦争映画。共通の言語を使いながらも互いが「そっちが悪い」といがみ合って泥沼化していくところに戦争…
>>続きを読むボスニア紛争の中間地帯で、敵対する兵士たちが身動きが取れなくなってしまう話。
ほとんどワンシチュエーションながら、国連、マスコミ、メディア、ジャーナリズムを批判するような内容で、THE「戦争の縮図…