ゴダールのベスト。映画史上最高傑作を訊かれたら、迷うことなくこの映画を挙げる。ゴダールが映画を撮り始めた60年代からずっと抱き続けてきた「世界の悲惨さに対して映画は何が出来るか」という問いに一つの答…
>>続きを読む1回目 2020/02/20
2回目 2020/08/17
「で、コーラ・タルが、あんたはほんとうの母親というもんじゃないって、私に何度も言った時、私はいつも考えた。言葉ってものは、手早く無実に…
ゴダールってホント唯一無二な存在だなって改めて感じた作品だった。そこには崇高さやカタルシスなど存在しない。
本作はダンテの『神曲』と同様、「王国1:地獄」「王国2:煉獄」「王国3:天国」の3部で構…
ゴダールがどのように歴史を描写するか。記憶:主観的な過去 に対しての記録:客観的な過去 としての歴史があるとして。興味深いのはゴダールはそれを主観的にコラージュするということ。客観的な事実に、非常に…
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