映画は文学であってほしいと思う自分には、近年のゴダールの実験は腑に落ちない。凄いことをやっているのには間違いないと思えるのだが、面白いとは思えないのだから複雑。映像制作を本格的に視野に入れだしてから…
>>続きを読む60年代から戦い続けてきたJ.L.Godardによる、人類の闘いと命を落とした者たち対するオマージュ的作品。
« Les racines communes de toutes les guerres…
[ゴダールから見た紛争]
映画と言うより、ドキュメンタリーに近い感じ。
1地獄編 2煉獄(れんごく)編 3天国編 の3つに分かれているが、それぞれ印象が全く違う。
主に煉獄編で、首都…
コラージュ的で哲学書のような風格。映画を芸術として突き詰めると、こういう事になっていくんだろうなあ。という感じ。ゴダールや芸術について、熱く語れる人も素敵だと思いますが、「よくわからん」と真正面から…
>>続きを読む地獄、煉獄、天国の3編から成るゴダールの死生観。はじめにドキュメンタリー、フィクションを無数にザッピングしたかのような戦争映像が繋げられ、それを目にし打ちのめされる。同時に今こうして人類が生きている…
>>続きを読む鑑賞前と鑑賞後で
"映画"の見方が変わったように感じる。
今まで様々な映画を見てきたのに、
実は何も見ていなかったのでは?
と愕然としてしまった。
反省と後悔の中で迎えた天国編。
強烈に美しいシ…
生まれて初めて生と死を切り離して考えた。切り返しは死者を生き返らせるのか?
切り返しは2つの事実を扱うための手法でもあり、やっぱ切り返すのは事実を表現するためなんだろう。光を通して闇を描く。切り返し…
ゴダールによる紛争に対するメッセージと映像詩。この頃のゴダールの作品は地獄における一筋の光を求めようともがいているように思える。最新作の「イメージの本」まで一貫したテーマがある。ゴダールが教授とし…
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