このレビューはネタバレを含みます
5月31日@otsurourevue
乙郎さん@otsurourevue
『コロッサル・ユース』は逆に対象に向かってカメラは決して動いていかない。室内を出ない。情報量も多いわけではないが、その画面…
光と影のコントラストと、画面の切り取り方が素晴らしくて見惚れてしまった。白と黒じゃなくて。光と影。壁と人、とか、空と建物、とか、ざっくりした画面なのに、余白を感じなくて不思議。ストーリーはほとんどよ…
>>続きを読むリスボンの郊外にあるスラム街フォンタイーニャス地区を舞台に、家を飛び出した妻を探す男性の姿を追った作品。
監督は「ヴァンダの部屋」等のポルトガルの巨匠ペドロ・コスタ。
ストーリーなんてものは全く以…
強制移住先の近代的な集合住宅の部屋は勿論だが元の荒廃住居すら静的…光と影で切り抜いた様な構図が美しい。ヴァンダの変容に目が奪われる。妻の喪失感を纏い続けるヴェントゥーラの口承手紙がじんわりと効いて…
>>続きを読む再鑑賞。ヴァンダの部屋から6年、初老の男が旧住宅、新住宅を行き来し、手紙を読む。全ては反復され、その度に哀愁さ、その他諸々の静かなるエモーションが段々と増していく。新住宅の壁と空。密閉感をとても感じ…
>>続きを読む無機質な集合住宅、美術館、部屋。
バキっと明暗が分かれた画面の中、人物の配置のされ方が常に面白かった。
「もう!」って感じで腰に手を当てて注意する警備員もキュート。
3本見て、ようやくペドロ・…