パッケージからは想像もできないほど重く、胸にのしかかるものがあった。
原題の『Hævnen』は復讐。
アフリカ難民キャンプ、デンマーク。
子供たち、大人たち、親子、夫婦。生き辛い状況を抱える中で、…
子供の問題から、大人の問題、家族の問題、よその国の問題、いろいろひっくるめてよくもまあ見事にまとめて終わってくれたんでしょう。
力足らずで上手く表現することができないので実にもどかしいですが、信じて…
どっぷりと重い。
暴力に暴力で返してはいけないとさまざまな角度から語られる。
倫理的に良くないとは分かっていても、小さな事でやり返した事など数えきれないほどあるだろう。
理不尽な攻撃をされて傷つき、…
原題の「復讐」を知ってて観るのと知らないで観るのとでは、観た後の評価が変わりそう。
私はいじめの話だと思って観ていたので、後で原題を知って妙にしっくりきました。
学校で子供達を守るべき先生達が頼りな…
復讐か赦しか、というテーマの映画はいくつかあるけど、この映画はアフリカとデンマークの2つの場面を上手く使ってるなと思った。復讐はだめだって普段は言っててもそれが人の命に関わる場合でも同じことが言える…
>>続きを読む大好きな作品だった。
もちろん世界には決定的な悪というものはある。
しかしその逆はあるのか。
何が正しくて、何が正しくないと言えるのか。
そんなことは人間が言えるわけがない。
誰かにとっては正し…
どの世界や世代にもある力でねじ伏せようとする輩たち。
見て見ぬ振りや逃げるのではなく、大きな反撃に出ることで自己防衛する。「目には目を歯には歯を」が気持ちはスカッとするけれど、大人の世界でも起こって…
アフリカの難民キャンプに派遣され、医師として生と死の狭間で日々を過ごす父親。
一方、デンマークで暮らす息子はいじめや差別が重なって「暴力」が影を落とすようになり…
アフリカの清々しい青空、デンマー…
あらすじだけ見ると、デンマークとアフリカで起こる事件が絡み合う群像劇を想像するかもしれない。でも実際はデンマークの地方での2つの家族の崩壊と再生がメインだ。
この作品でのテーマは2つあると言える…
初めてみたときは暫く動けませんでした。
スサンネ・ビアの作品は色使いが美しいですよね。アフリカの大地からお父さんのめ青い目が映るシーンが忘れられません。
少年期の危うさとか不安定感とか本当にストレー…