監督が小津作品好きときいて、身構えていたものの、起承転結は分かりやすく、あっという間だった。
小津映画と同じように、家族感のずれがテーマだが、プラスして異国感の文化のずれも入り込む。これは、日本人家…
台湾から息子家族の住むアメリカへやってきたおじいちゃん。息子の嫁(アメリカ人)と上手くコミュニケーションが取れず…イライラしてる嫁。お互いに理解しようと努力してるようで全く上手くいかないのですよこれ…
>>続きを読む恋人たちの食卓がとても面白かったので、引き続きアン・リーの父親三部作をば。こちらは第一作目。
はー、またしてもめちゃくちゃ良かった。これが監督デビュー作とか凄いわ。そしてほんとのほんとに小津安二郎…
太極拳の師匠である朱は、息子夫婦を訪ねてアメリカに行くものの嫁は中国語を喋れず、また自分も英語が話せずコミュニケーションが取れずにいた。
次第に気まずくなっていく朱と妻。
朱の事で夫婦喧嘩も起きる様…
異国の地、異なる文化、ゆったりとした動きの太極拳とは真逆に、周囲の環境はめまぐるしいスピードで動いていく。朱老のような達人でも、無の境地に至るどころかまともに生活することすらままならない。すれ違う親…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
傑作でした!
ラストの一歩も動かんぞ!な展開良かった。国を出て、息子の家も出て行ったおじいさんが譲らなかったあの瞬間はアツい!
アン・リー監督 学生時代に映画制作だけでなく、演劇についても学んでただ…