世紀の光への影響
進化するイオセリアーニ、完全に見直した。
スターリンによる共産主義独裁政治批判をした後に、今度は次世代の独裁傾向を持つ資本主義を批判する徹底ぶりに敬服する。
ラスト
引きこ…
電車のおもちゃで遊ぶ少女。電話をとってすぐ怒鳴る。別のことをしながら話す。アップがないため会話をショットで区切る必要がない。乗り物は数人で乗車。ただし息子は船も車もひとり。すぐ弾く。すぐ爆発する。化…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
クローズアップではないがロングショットでもない距離感の中で、移動と移動が交錯する。それを決して主体視線を交えず客体として映すことを徹底的にやる。
移動と移動が交錯することは時間と時間が交錯することで…
画面上をすごい勢いで様々な人々が行き交う。
絶妙なさじ加減を保ったまま進んでいく群像劇が好みだった。
そして、なんと言っても動物たちの熱演も光る。可愛かった。
とにかくたくさんの人が出てきたけど、…
登場人物たちが街で何度もすれ違い、フレームに出入りする、偶然であり奇跡でもあるその瞬間は、ご都合主義的とも言えるようなドラマへとは向かわず、ただただ流れていく。
たとえば、主人公ともいえる人物が…
オタール・イオセリアーニ監督チャレンジ!!😊
三人の登場人物によって、構成されてる群像劇コメディです。
1人目はハーレーを借りてはナンパを繰り返す男、2人目はお金持ちなのに家から家出して、強盗に手…