軽妙なリズム感でダイナミックな出来事も何てことなく描いてしまう魔法。
イオセリアーニ本人が演じる屋敷の父親役の哀愁と美声が良。
斬新な方法でWワークしてる獣医さん、ドジな召使、イシドール(ボー…
この映画で1番大事なシーンは主人公が出所した後に自身が大事にしていたローラーシューズを車から投げ捨てるところだろう。ローラースケート然りワイングラスを回す仕草然りおもちゃの汽車の円は無駄なものとして…
>>続きを読む説明をする気が一切無く、そもそも物語というものも存在しないかもしれない、複数の人物とその人生がシームレスな移動によってフラットに描かれ、その無声映画のようなふるまいに感嘆する。まるで映画の全てを熟知…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
イオセリアーニ大好き。登場人物が興味深い。パパもほんとの自分の心地よい場所見つけたかな?結構みんなはちゃめちゃな事やってるのに、(強盗とか不倫とか)軽ーく流れていく。お金持ちだって、ホームレスだって…
>>続きを読む多分私は“直接的な接点はないけど間接的な関わりはある人々”がめちゃくちゃ好き。ミステリートレインもそうだし🫶🏻
メインはお金持ち家族だったけどそこから広がって描かれていく街の人々がめちゃくちゃ好き…
再見。こりゃ素晴らしい。イオセリアーニの中でももっともよく出来ている部類に入るのではないだろうか。
「思いついたプレーの中で最も難しいものを選択している」とロベルト・バッジョ(サッカー選手ですな)…
冒頭のあれもこれもしてはいけないと言われる少女。
そして、成長した青年たちは変装することで社会からはみ出す。
はみ出した人たちは、家の中に、塀の中に閉じ込められる。
ルール、倫理に縛られた社会とい…
「オタール・イオセリアーニ映画祭~ジョージア、そしてパリ~@チネ・ラヴィータ」で鑑賞。
ヘリコプターが発着できる広場があのごちゃごちゃした船着き場にあるとは驚きでした。それぞれが勝手に行動してい…