監督が衣笠だと思えば、脚本に川端と横光が。めちゃめちゃに豪華。
実験的な新感覚派映画というだけあって、一見するとカオス。だが閉鎖的空間の中で、人間の本質なるものを見せつけられる。無声であるのに声が…
ビジュアルインパクトに惹かれて鑑賞。
サイレント映画を見るのは初めて。
しっかし、サイレント映画ってもっと映像だけで分かるもんだと思ってたけど違うらしい。台詞らしきものを話してるシーンが結構多いんだ…
大正アバンギャルドロマン系
精神病院に勤める小間使いとその病院に入院している妻の物語。←考察のHPより
約100年も前にこんな前衛的な日本映画が撮られていたなんて驚き。当然モノクロ、サイレント、…
精神病院にて雑用係に従事している老人が、愛娘の結婚報告をきっかけにして、入院患者である妻を病棟から逃がそうとする。衣笠貞之助、川端康成を筆頭にする、新感覚派によって製作された、大正15年度の前衛映画…
>>続きを読む見れば見るほど訳が分からなくなる。それは何故か。
小間使いの老人は精神病患者に囲まれそれを見続け関わっていくほど現実と妄想の区別がつかなくなり自分自身も狂人になってしまう。
視聴者も同じだ。老人同様…