望みのなさ、絶望。学校では歌えない歌が歌えたとき泣いた。幼くして母性を出さざるを得ない状況。起こる状況を受け入れるのみ。一方でカフェの女性は、わがままのように振る舞える。相変わらず映像はフェチズムを…
>>続きを読む荒涼とした明視
信頼するひとに『少女ムシェット』と『引き裂かれた女』を貸そうと思っているけれど寂しそうな彼女に会える機会はやがて失われていくだろうなという予感も。
愛も恋もない。始まりから終わり…
母は病気で父からは暴力をふるわれ、学校では差別を受け貧しい生活を送っている少女ムシェットのお話
主人公が堕ちていく映画ですが、この映画の主人公、ムシェットの目が力強くて驚いた。いじめっ子には土を投…
なんでこの作品に出てくる大人はみんな馬鹿で無慈悲なんだろう。最後のおばあさんの死生観の話にはイラッときた。
ブレッソンの手元への拘りをまたも感じる。紅茶を手早く入れるシーンが大好き。
バルタザー…
冒頭の鳥と同様に、ムシェットは地べたでの生活をしており、どこに行っても罠がある。その中で、物理的にも雨に打たれて泥まみれになるのが描写されていく。母親の死と強姦によって周囲からも疎外され、完全に罠に…
>>続きを読む『西鶴一代女』との二本立てなんてどうでしょう、なんて冗談はさておいて、ハネケ四連打からのブレッソン三連打は流石に精神に何か支障をきたしてないか自分でも心配になってきた(アホ)。
『ドリーマーズ』の…