ロベール・ブレッソン監督作品であるが、描き方がリアル的であり、本当の少女ムシェット周辺世界を描いているように見える映像美が見事。
物語は、母親の「気がかりだわ。娘のことを思うとまだ死ねない」という…
アルコール中毒、誹謗中傷、凌辱、羨望と、愚劣の産物である人間の所業に蹂躙されるムシェットはバルタザールと並行関係にありながらも、その本質は異なる。聖なる賢者としてただ耐え忍ぶロバとは対象的に、ムシェ…
>>続きを読む"諦念"て言葉がピッタリな作風。
特別残酷なシーンというものはないけれど、彼女の表情や行動からひしひしと寂しさや悲しみが伝わってくる。
自分の存在を理解してもらえないって辛い。。
誰かに理解し…
このレビューはネタバレを含みます
やはり美しいが故に、胸を打たれるのは最後の場面です。病に臥せっていたムシェットの母親が亡くなります。これまで襤褸ばかり着ていた(貧しさゆえ仕方のないことですが)ムシェットは母親が着ていた綺麗なドレス…
>>続きを読むかの有名なラストの水面の神ループは「終わりがない」ことの暗示なのか、にしても神代すぎてわらった。自殺の指摘が多いみたいだけど、絶対ただ川に落ちただけ、それはつまり救いのない日常の無限ループ。ブレッソ…
>>続きを読むバルタザールを超えて哀しかった。
同じ奔放さでも『不良少女モニカ』のモニカくらいがめつく生きてほしいなと思ったけど、アルコールさえ飲めないムシェットは少し幼なすぎた。
同じクロワッサンでも『並木道』…
あらすじからしてしんどいと思ったけど、思いの外ムシェットが太々しくてよかった笑
泥団子や蓋、クロワッサンなど、投げたものきれいに名中するのになんでコーヒーマグ落としてしまうの…あと何日お風呂入って…