ブレッソン鑑賞3作目にしてまだまだわからん
音楽が印象的で凄く良い。
うさぎをひたすら打つシーンは、この後、ムシェットが起こす行動を暗示している。うさぎはリアルに、ムシェットの方はあえて決定的瞬間…
このレビューはネタバレを含みます
ムシェットとは小さなハエの意。
アダ名で虫けら呼ばわりされてる少女の死に至るまでを厳格に映している。
その笑顔も歌声も誰にも届かず、孤独な死が水面を揺らす・・・。
とんでもないフラストレーショ…
元々画家であったブレッソンは映画を「画家」の目で撮り続けたと語っているけれど、まさにそれ。言葉での説明を廃し、文字通り映像だけでの洗練された語り口は、凄いなぁと思う。しかし、この受難の少女に振りかか…
>>続きを読むロベールブレッソン監督作品。
不幸な星の元に生まれた少女ムシェットの物語。
残酷な事が起きてるにも関わらず、絵でダイレクトに見せられるのでは無く、後から自分で解釈するタイプの作品です。
敢えてそ…
受難。
セリフ一つない冒頭シーンから並々ならぬ緊張感が走る。そして弱肉強食が暗示されている。セリフを含めひたすら無駄が削がれ、脚本や映像で魅了するでなく、画面外の音を用いて観る者の中のイメージを増幅…
ブレッソン作品にしては、部屋の中のシーンをリアルタイムで繋いだりするのが印象的
重要なシーンはじっくりやったほうがいいですよね
遊園地での空虚な幸福が消滅する瞬間
何度も出てくるムシェットの泣き顔…