モノクロの特性を理解した作り方が良い
色の境界線が少なく、影は影であるが為に、森なんかは複雑な切り絵の様相を呈していた。
人物を浮かび上がらせるf値の調節が絶妙で音楽も最小限である事から、威厳のあ…
観終わって、ブレッソン、ひどい…
ただこの作品が、のちのロゼッタなどの元になっていると聞いて納得。
ムシェット、名前かと思えば「少女A」のような意味なのですね…名無しの権兵衛とか、そういった…
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このレビューはネタバレを含みます
かなり遠くから見れば、『大人は判ってくれない』の少女版。でも実際は違う。音楽にしろ、見棄てられ方(映画そのものを含め)にしろ、
気付けば次のカットで頰が濡れていたりする。目と手。
ムシェット…
このレビューはネタバレを含みます
ロベール・ブレッソン監督作品!
前作『バルタザールどこへ行く』と同様全く救いのない…(T ^ T)
主人公ムシェット役のナディール・ノルティエの童顔ながら、キリッと睨みつける眼差しの鋭い事…
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家族の朝食用に、鼻歌を歌いながら4つのカップにコーヒーと牛乳をたったの一注ぎで一気に入れてしまう、ムシェットの手際の良いしぐさに感動。こういうささやかな瞬間が映っているからこそ単なる「悲惨なお話」に…
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