このレビューはネタバレを含みます
T.カポウティが『冷血』(1965年、公式には66年発表、映画化は67年)という作品で目指そうとした「ノンフィクション・ノベル」とは、実は自己撞着である。「ノベル」とは本来的にはフィクションであり…
>>続きを読むU-NEXTで鑑賞。カポーティは「冷血」書き上げてから約20年生きたが、その間書いたのは短編集のみ、長編は未完のまま亡くなったという。当代随一の作家は「冷血」をピークに下り坂になっていったわけだ。冷…
>>続きを読む【第78回アカデミー賞 主演男優賞受賞】
『フォックスキャッチャー』ベネット・ミラー監督の伝記映画。『ティファニーで朝食を』などで知られるトルーマン・カポーティが映画にもなった『冷血』を書き上げるま…
小説家と殺人犯の人間関係に衝撃。
犯人に対して友だちのような親近感も持ちながら、小説の完成のために早く死んでくれって思ってる。
この有り様こそ、冷血なのでは。
なんて複雑。自律神経ガタガタよ。
そ…
ノンフィクションノベルの生みの親、すごいね
今アメリカではヒット作って大体ノンフィクションらしいね
キャラは良いけど言ってる冗談は別に面白くなかったな、でもそういう軽口な冗談を言う人間の葛藤が見れ…
カンザスで起きた一家惨殺事件に惹かれ小説『冷血』を執筆するカポーティを描く。
作家としての野心と殺人犯への共感がカポーティを苦しめていく。
後ろ姿だけでゲイとわからせる今は亡きフィリップ・シーモア…