能登に行ってからの映像も力籠っているが、行くまでの下町の撮影も異様な気配で埋まっていた
私はあらすじを見ないで観たのですが、暗く曲がった商店街 先が見えない橋 行ったり来たりのトンネル 自転車…
静かな映画だった。
人が死ぬ理由なんてわからない
わからないけど、どうしてとやっぱり考えてしまい
負のループにはまってしまう。
その気持ちがいたいほどわかってしまう。
これがデビュー作、あちこちにち…
筆者が本作の構図と色彩に圧倒されたのは、本作の終盤の、ある一シーンである。傷心に駆られたゆみ子が外に佇んでいると、ゆみ子が住む村で死者が出たのであろう。その死者を弔う葬列の一行が、小雪が降る中、彼…
>>続きを読む基本真っ黒な喪服のような服を着ている江角さんだけど、アンゲロプロスさながらの美ショットを駆けていく子供たちのシーンを経て、柔らかな色彩を纏う。力強く掃除をしたり、動きにも躍動感が出ていく。(そのシー…
>>続きを読む隣のおじいさんのテレビの音が大きいとか、
あまりにも日常の些細な描写だけど、是枝さんの作品は人と人と写すものだから、すごく重要な気もしている。
そして、そのキーパーソンのおじいさんは姿を見せないとい…