到達点。必要でないものを映さない切り詰めた画面(というよりも必要じゃないものが何を映せば増えるのか)、ただやるだけの予定通りの失敗しない演技、明確な編集。
もはや数学。ブレッソンの遺作にふさわしい歴…
『ラルジャン』(ロベート・ブレッソン) はっきりいって呑み込めてないです。昔の映画を評するのに、それより後に発表された愚を覚悟で言うなら、連想した作品は『ザ・マスター』と『シークレット・サンシャイ…
これがひとつの映画の境地なのかもしれないなあと。
手のアップや、ドアのアップ。
パンも最小限で、顔も無理して映さない。
画面がこれほどさっぱりしているのに、飽きがこない。
恐らく、そこには音の効果…
ブレッソン2作目。本作も省略に省略を重ねた極めて無味乾燥なトーンがとにかくカッコいい。1枚の偽札によってもたらされた男の悲劇、という幾らでも詰め込めそうな設定を、観客の想像力を信用しきった上でわずか…
>>続きを読むこの映画死んでるみたい。全ての登場人物が無表情で、全ての人物の発する台詞が棒読み。生気が全く伝わってこない。それと、カメラが変な所ばっかり映す。特に人の手足とドアをやたらと映す。この上記の二つの特徴…
>>続きを読むすげぇもん見ちまった…
数日経つが、未だに混乱している。今まで俺が持っていた、
"いいショットが沢山ある=いい映画”、という図式が崩壊してしまった。
ホントよくわからない。が、たぶん、この映画の持…