NHK BSの『プレミアムシネマ』で鑑賞。
江戸時代に幕府が設置した小石川養生所を舞台にした、山本周五郎『赤ひげ診療譚』を映画化。昨今では珍しい、ド直球で分かりやすいヒューマニズム——だが、それが…
様々な貧困を描いた映画。
取り残された人に目を向けるという姿勢がこの映画を貫いている。
赤ひげという医師の存在は、理想でしかないためにセリフは少ないし、登場シーンも意外と少ない。
その分、見習い…
深夜にあまり見慣れないモノクロ(いや、最近ぼちぼちモノクロ観てるぞ)だと、やっぱり寝ちゃう。これは内容のせいではなく私個人のせいだけど、前半は少し重たく、長いシーンが多い印象。途中休憩タイムがあり、…
>>続きを読むNHKBSで鑑賞。先に船越英一郎版のドラマを見ていたが、本作の三船敏郎の演技にそっくりだったことに驚いた。3時間という長尺で物語は淡々と進んでいくものの、貧しい人々の人間模様が丁寧に描かれており、最…
>>続きを読む黒澤映画はどれも深みがあって好きなんだけど、それはおそらくヒューマニズムの面がしっかりとしているからであり、この映画はその象徴だと思う。
若い医者が養生所の赤ひげという医師や患者と接する中で成長し…
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