このレビューはネタバレを含みます
「見たものを描くのであって知るものを描くのではない」
動く絵画!
バチっとキマったシンメトリーで静謐な画作り、17世紀イギリスの豪華な庭園と貴族たちの衣装、白と緑の鮮やかなコントラストのなかで不意…
『数に溺れて』で寝そうになったのである程度覚悟はしていたが、本作も睡魔との戦いになった。途中、人のイビキの音を聞いたが、さもありなんと特に不快には感じなかった。
「もどき」が沢山出て来る映画だ。
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目に入るもの全部が綺麗ででもなんだか歪で、繰り広げられる会話全部に何かしらの情報が詰まってて見るのが大変。でもすごく気持ちが良かった。
衣装が素晴らしく美しくてため息が出ちゃう。シルエットが美しい。…
とびきり上品に、そして下品に
ピーター・グリーナウェイの奇想天外、豪奢絢爛、かつクラシックな世界に迷い込む極上体験。
貴族たちの本心を、鍵穴からのぞいているようなフェティッシュな感覚に陥る。
下世…
台詞が多い割に感情があまり伝わってこなくて、登場人物の本心は推測するしかない。けどそこに事件の真相があるという、、歴史と美術、神話の知識を総動員させられたら、すごい面白いんだろうな わたしは極東の若…
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