よく知らないけど
「なんも言えねぇっ!」
て言葉あったと思います。
昨夜久しぶりに夜更かししてこれ観終わった感想がまさにそれでした。
「なんも言えねぇ━━━っ!!!」
最近ちょっとお気に入り…
なんなんだこれは、すごすぎる…面白すぎる…。
ポスト911の世界におけるヨーロッパ没落とイスラーム原理主義の興隆のアナロジーとしてももちろん素晴らしいわけだが、その上観光映画としての繊細なダイナミ…
はぁぁ〜…!!なんという!!!
このラストだからというより、この映画の構成全体が、ものすごいとしか言いようがない。
柔らかな子守唄のように語られるヨーロッパ-イスラムの歴史。波をめくる舳先と甲板の…
「神曲」における西欧の文学的精神史がそうであったように、「永遠の語らい」ではそれよりも一層通時的な意味を持つ西欧の航海史がオリヴェイラ的な編纂を経て映画に投影されている。そして場所性を巡るカーニヴァ…
>>続きを読むなんだこれ…クソやべえな…最高。
…ポルトガル出身の母娘がインドに滞在している父親に船旅で会いに行くまでの旅行記。歴史学者の母が娘に滞在する各地の歴史を解説するドキュメンタリーテイストな映画。
…
このレビューはネタバレを含みます
マノエル・ド・オリヴェイラ監督による、文明と歴史に触れ合いながら旅をする母と娘を描いた作品。
オリヴェイラ監督作はこれで2作目。
登場人物に成り代わり、地中海を旅行しているような気分になれた。
会…
対話と疑問を持つことのすばらしさが観光映画に包含されてる。それらの暴力的な急転。波に揺れる船につながれた犬が海に落ちそうになる→ポンペイの「Cave canem/猛犬に注意」と書かれたモザイク画。ま…
>>続きを読む同じドヌーヴとマルコヴィッチ出演の映画でも、旅の味わいのおかげかメフィストの誘いよりも好き。
前作の家宝と比べるとさすがに見劣りするけど、遠景も客船内の様子も中々に魅力的だったし、最後まで殆ど事件…
歴史学者の母とその娘が、パイロットの父に会いに行く知性派ロードムービー。
フランスのマルセイユを始め、イタリア、ギリシャのパルテノン神殿、トルコの聖ソフィア大聖堂、エジプトのピラミッド、イエメンな…