【オリヴェイラ版世界ふれあい街歩き】
ピースボートらしきもので、歴史学者の女が娘と一緒にマルセイユ、パルテノン神殿、ポンペイ、ピラミッドと世界旅行するという内容。
まるで「世界ふれあい街歩き」のよ…
15年前の語らいから一歩も進んでないどころかむしろ後退を感じる、永遠、か。
地中海で見せる歴史の混沌で下地を築いたのちに、船上でのバベルの塔。パパスの"小さい橙"でもう衝撃的なまでに打ちのめされたの…
この独特の空気感、魅了されたわ。
ラストのインパクトは3日経っても引きずる、脳裏に焼け付いたマルコヴィッチの表情。
旅心に対する刺激がちと強すぎる。
華麗で不思議でさえあるカメラワークとにかく好き。…
豪華客船に乗ってフラフラ旅に出るような余裕のある金持ちの西洋人たちが語る上から目線のグローバリズム、歴史観に、とってつけたような悲惨極まる形で復讐がなされるラスト…(その展開すらご都合主義的なのが皮…
>>続きを読む美しい、静かな映画。
それでいて各国の魅力や歴史の面白さが散りばめられて、知的好奇心をかきたてられる。
学生だった鑑賞当時、世界史の教師になって授業で大きく取り上げるか、ツアーコンダクターになって…
11年ぶりに観た。
あの時自分は娘のマリア=ジョアナより少し上くらいの年齢で、遠くの国の景色や歴史をわからないながらもなんとなく楽しく観ていましたが、ラストシーンは衝撃すぎて日比谷からの帰り道無言に…