生誕120年没後60年フイルムでよみがえる白と黒の小津安二郎@神保町シアター
正直鑑賞前は小津安二郎で2時間半は飽きるだろうなあ、と思っていたのだが、見入ってしまった。
まあ、2時間くらいにはまと…
令和5年1月10日
映画 #早春 (1956年)鑑賞
高度成長期、満員の通勤電車、丸の内のオフィス、ハイキング、不倫、労働組合、転勤、結核、煙草、酒・・・
今じゃあまり見なくなった昭和の光景が満…
ほとんど出てこない笠智衆演じる小野寺さんの台詞がシンプルでとてつもなく心に刺さる。
「間違いはお互いが努力をして小さいうちに片付けろ」
キャンセルカルチャーが横行するこの世の中で、人間はいつの間に間…
これは!
セリフを全部ノートに書き起こしたい衝動にかられる。会話がさっぱりしていておかしみもあっていいなー。みんな率直でシンプル。きわどい話もあっけらかんと相手の話をへんに解釈したりすることなく、そ…
〜新文芸坐「モノクロ映画の美学」特集〜
ダークサイドオブ小津安。
と、までは言わないにしても、初見の本作は意外な発見に満ちた至福のスクリーン鑑賞で御座いました。
若い時分にはさっぱり入って来なか…
戦後のサラリーマン・夫・父・友人としての困難を描く。
爽やかさのなかに暗鬱とした色調がある。
青木≪ウーム。でも、どんな奴生まれるかわかんねえからなァ≫
杉山≪そりゃ誰にだってわかりゃしないよ。…
4年ぶり4度目の鑑賞
何度も観ても素晴らしい作品
昭和30年代の良き時代
浮気は男の甲斐性ということで許された良き時代。
池部さんほどの真面目でよい男が岸さんみたいな綺麗な娘に迫られたらそりゃー無理…
松竹株式会社