1944年。第二次世界大戦のある戦いを描く。
バルジの戦い。
登場人物が多いが、
ひとりひとりを大切に演出していた印象。
前半は賑やかでコミカル。
が、一変して後半はシリアスに。
追い詰められる…
戦場における兵士たちの生活が続く。彼らが発砲するのは中盤を過ぎてからだ。それまではテント、ベルギーの民家、あるいは自ら掘った塹壕の中で喋り、そして眠る。外見の差異が少ない軍服姿の兵士たちのキャラクタ…
>>続きを読むアカデミー撮影賞、脚本賞受賞作。派手さがないことが逆にリアル感が出ている。
冬の寒さ、敵の爆撃、霧で味方の航空機が来ない孤立感、仲間の死、などアメリカ軍101空挺師団第三小隊の兵士一人ひとりをヒー…
【第22回アカデミー賞 脚本賞・撮影賞受賞】
『スタア誕生』ウィリアム・ウェルマン監督の戦争映画。アカデミー賞では作品賞など全6部門にノミネートされ、脚本賞と撮影賞を受賞した。
王道によく出来た戦…
🪖いわゆるリアリズム戦争映画でストーリー性よりも戦場での極限状態のみに焦点を絞った元祖『ハート・ロッカー』と言える映画。
監督は名匠ウィリアム・ウェルマン。大地に雪が舞うシーンが印象的で、役者が活…
シンプルだけど効果的な演出のつるべ打ちで、まあ“古典的ハリウッド映画”ですよね、ウェルマンだし。
雪原にいきなり木の陰が出現するショットで、霧が晴れた瞬間を鮮やかに描き出すのとか、ハッとするような映…
冒頭に幾度も反復される「濃霧の奥から敵味方の区別が曖昧な姿が立ち現れる」光景は、遊び惚ける兵士が雪玉を放り投げた藪の向こうから敵隊が立ち現れるとき、この映画のスタイルのようなものを明かす。
それはす…
1944年の、ドイツ軍の反抗「バルジ作戦」に抵抗する米軍歩兵たちの物語。(モノクロスタンダード画面映画)
この辺ってドラマ「バンドオブブラザーズ」でやってた所かな?
戦場アクションどっかんぼっかん…
このレビューはネタバレを含みます
米軍第101空挺師団I中隊第2小隊第3分隊が、バルジの戦いに参戦して、全滅寸前にまで追い込まれるお話。米軍でも最期という時には銃剣刺して戦おうとするんですね。
冒頭からの陽気なヤンキー感。それがリ…