[『8 1/2』のコインの裏側] 60点
『8 1/2』で当面の自分を救ったフェリーニに対して妻ジュリエッタ・マシーナが自分を救うために作った映画。ということであれば確かにという感じがするが、作っ…
フェリーニ作品のミューズにして、実妻のジュリエッタ・マッシーナが同名の主人公を演じる。フェリーニにとって初めてのカラー作品なだけあって、気合の入った色彩が目を奪う。現実と夢が錯綜する神秘体験、『8 …
>>続きを読むオープニングからギラギラ、カメラ動きまくり大騒ぎで最高。回想シーンで飛行機に乗り込もうとする謎の場面、ベルイマンオマージュとしてもだいぶアホな感じで良い。劇とかツリーハウスの映像とかわけわからんて。…
>>続きを読むフェリーニの妻ジュリエッタ・マシーナが役名もジュリエッタのまま、夫を愛し過ぎて壊れていく敬虔なキリスト教徒で真面目な妻。孤独になる事が不安という中年女性(共感)の心の闇が妄想になり現実との境目が曖昧…
>>続きを読む心の養分が枯渇してきたときにはフェリーニを観るに限る。
彼が創造したものを想像しながら観る。
フェリーニ作品は心の栄養剤です。
結婚15年目を迎える裕福な家の妻ジュリエッタ。
その結婚記念日の夜…
なんとなくフェリーニはモノクロの方が良いと思ってたけど全然カラーも好きだった。神秘主義の人たちの巣の色使い、派手な衣装がとてつもなく鮮やかで夢のような空間。夫に浮気された女は孤独を恐れ、現実と夢、幻…
>>続きを読む女の子ではなくなった全ての女性たちに向けた手紙のような映画。
ジュリエッタは初恋の男性と結婚して不貞や自慰の経験もない、絵に描いたようなキリスト教徒の女性。処女性を具現化したよう。しかし旦那とはその…