サラエボの花に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『サラエボの花』に投稿された感想・評価

3.8

戦争がもたらす罪のない人々への心の傷
テーマは重く描写もかなり深く撮られている

バックグラウンドをあまり知らなかったのでこの程度しか考えられなかった
歴史的背景や社会的問題、その他この地域の事につ…

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民族浄化という名の集団レイプ。戦争は男たちを鬼畜に変える。いや、本質的に鬼畜なのか?傍で泣く、耐える女性の苦しみは計り知れないでしょ。シンプルかつストレートに伝わる紛争の犠牲者の存在。そして母と子。
rilke
3.1
劇場公開時。

あの状況であの子を産み、懸命に育てる。母親という存在の偉大さに打たれる。
オシム監督推薦サラエボ内戦の話。紛争の傷跡は男女それぞれに違う。母は生活のため懸命に働くが娘は思いやることが出来ない。絶えず不安を訴える娘。ある事から母の哀しい秘密が明るみになる。辛過ぎる事実。
4.0
いやーツラいって。
各国のトップ全員観るべき。
戦争したがる指導者にはこういう気持ちわからないのかなぁ。
Omizu
3.7

【第56回ベルリン映画祭 金熊賞】
『アイダよ、何処へ?』のヤスミラ・ジュバニッチ監督作品。ベルリン映画祭コンペに出品され、金熊賞、エキュメニカル審査員賞、平和映画賞の三冠を達成した。

大傑作『ア…

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odyss
3.3

【現代サラエボに生きる人々の群像劇】

ボスニア・ヘルツェゴヴィナ映画。ヤスミラ・ジュバニッチ監督作品。 

現代サラエボで生活する母子家庭(母と娘)を描いている。母はさしせまった娘の修学旅行のため…

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「サラエボの花」

娘の修学旅行代を稼ぐために夜職をするシングルマザーと年頃の娘を描いた作品。紛争から数年が経っても尚、癒えない戦争の傷跡を描く。

母親は序盤から急に怒り出したり、体調が悪くなった…

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おの
3.4
ボスニア内戦から10年近く経ったサラエボで母と娘の物語。設定はもちろん暗いものの、ドラマティックではなくサラリと話が進んでいく。親子を通して紛争の残酷さや悲惨さの中に再生や希望も見える。
3.8

もう20年近く前に観た作品だけれど、久しぶりに鑑賞。

ボスニア紛争から10年経ったサラエボが舞台の作品。仲睦まじい母と娘の物語だけれど、母には、ひとりでは到底抱えきれない秘密がある。

紛争の痛ま…

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