サラエボの花に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

「サラエボの花」に投稿された感想・評価

LADYKAMAA

LADYKAMAAの感想・評価

4.2

「サラエボの花」。1992-1995年に起こったボスニア・ヘルツェゴビナの紛争後のとある母と娘の家族の話でした。当時、理由は分からないけれどこの映画は見に行かないといけない気がする、と。戦いは何も残…

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これまで観た紛争・戦争に関連したものの中でも強く印象に残る作品。

紛争の傷跡は戦いが終わった後もなお続く。
歴史の教科書やニュースで知った知識だけでは捉えきれない面も映像を通して少しは自分事にでき…

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一人旅

一人旅の感想・評価

5.0

第56回ベルリン国際映画祭金熊賞受賞作。現在の日本では想像もつかない、同じ国の人間同士が殺し合うという悲惨な内戦。多数の民族と宗教が入り乱れるバルカン半島だからこそ起こってしまった事件なのかもしれな…

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かっき

かっきの感想・評価

5.0


戦争は残酷。

そして母と子の絆は美しいと思った。

どんな関係でも、究極は、母は子の味方で、子は母の味方なのだと思った。

サラのボーイフレンドがイケメンでした。
hisauk

hisaukの感想・評価

4.2

ボスニア紛争によって人生を大きく変えられてしまった女性エスマ。
12歳の娘を1人で育てるため昼夜働く母の強さ。

そしてエスマ悲惨な過去。
娘には父親の本当の事を言えない苦しさ。
今でも癒ない心の傷…

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nottara

nottaraの感想・評価

4.6

ボスニアヘルツェゴビナで起きた「民族浄化」というものを、この映画で知った。

受けた傷は決して癒えない。
とても辛い。

でも、所々に静かな美しさも感じる映画。
まるで祈るように、手にキスをしてる丘…

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mh

mhの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

日常生活を描写することで、間接的にボスニア・ヘルツェゴビナ紛争を描くファミリードラマ。
父親が殉教者(シャヒード)であれば、修学旅行の費用は免除されるから、早く証明を持ってきてよという娘の視点と、修…

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あきら

あきらの感想・評価

4.3

直接描写は一切ないのに、確実に紛争の傷跡が横たわっている。
この行き場のない憤りは、どうすればいいのだろうね……

戦争と紛争の違いはあれど、明確な暴力であることに大差はなくて、最終的に傷つくのはい…

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Kaho

Kahoの感想・評価

4.8
これは名作だねぇ
母娘の愛を感じる作品。
「母のときの顔」と「女になるときの顔」をまなざしだけで使い分ける演技、圧巻。
痛々しい親子の絆の話。
それよりもゆったりと話が進み、戦争の傷跡の雰囲気がよく描写されていて美しさとせつなさがとてもよかった。
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