冷静なジャックと豪放なチャウは、性格こそ正反対だが、ともに凄腕の殺し屋として名をはせていた。香港闇社会の支配をめぐって対立する2大組織にそれぞれ雇われ、相手方のボスの首を狙っていた。組織の抗争が激化…
>>続きを読むお久しぶりです。
ジョニー・トー。
やっぱり彼は胸を揺さぶりますね。
もう見始めた瞬間にジョニー・トー特有の色合いというか少し粗っぽい映像とかなにか本当にお久しぶりだなーって思って、もうそこで感動…
こんな大傑作香港ノワールを今まで未見だったとは…。
中盤の男たちの闘いの段階で「もうクライマックスじゃねえか!」と興奮しながらも「トー監督版『男たちの挽歌』ね…」と斜に構えていたのだが終盤の一捻りで…
ジョニー・トーには美学がある。
男はどうあるべきか。
女はどうあるべきか。
正しく生きるとはどういうことか。
悪とは。
真の友情とは。
かっこいいとは。
全てにジョニー・トーなりの答えがあり、その美…
敵対する二大暴力団のジャックとチャウの男たちの絆のようなもので結ばれた愛のバイオレンスアクション映画
行きつけのバーでのコインによるワイングラス割り 密かに認め合う男の友情のかっこよさ
チャウ宅の紙…
捨てシーンなしの鬼傑作。
緩急はあるけど緩いとこも全部キャラの説明やストーリーの重みを増す描写で感情は高まり続ける。
敵対してても内心お前のこと認めてるぜというジョニートーお得意のBL展開も良くて、…
ヤクザが短い景気を終え、シャバへ戻ると組の雰囲気も力関係も何もかもが昔と違っていたというのは、かつての日本のヤクザ映画が得意とした風景だったが、今作も皮肉な運命に導かれたかつての親友同士が出て来る…
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