小津安二郎監督作品とは思えぬ「実に暗~い映画」であった。
観ていて自分の気持ちも暗くなってしまう。こうした小津作品は珍しい。
父(笠智衆)と娘二人(原節子、有馬稲子)の誰もが暗い。
姉(原節子)…
1957年(昭和32年)公開。
暗さが尋常じゃなかった。手加減一切なし。
雀荘で姉妹の妹の可愛そうな状況を、おどけた口調で語ってた男があまりにも下衆でウンザリした。
有馬稲子が美しい。
現実…
久々に小津映画を見ましたが、やっぱ独特ですね。
カメラが動かないとか、セリフを言う役者を正面から撮るやつとか、それをカットカットで繋いでいくところとか。
気になり出したら、話そっちのけになってしまい…
このレビューはネタバレを含みます
『東京暮色』(1957)DVDで初鑑賞。暗く重い小津。陰鬱な表情、ローキー照明、冬の季節がそれを助長。たんたんとした日常から露わになってくる苦悩が恐ろしい。親の不在、家族の崩壊、離婚と現代的なテーマ…
>>続きを読むNHK BS プレミアム 録画
阿片窟のような喫茶店
珍しく怒る笠智衆
無責任でオネエな田浦正巳のけんちゃん
闇深い明子
お節介な杉村春子
テレンス・ハワードな山田五十鈴
笠智衆の笑顔で淡々と進…
松竹株式会社