ヴィスコンティの観てないヤツが再映してんじゃん!と気づいて岩波ホールに駆け込みました!
バート・ランカスターがヘルムート・バーガーを見つめる視線だけで、すっごい耽美的でドキドキしちゃうのですよ(笑…
おもしろかった。
老いた教授と、その静かな生活をかき乱す闖入者たちとの話。
ひとの家に無遠慮に入り込んできて、煙草をふかし吸殻を床に投げ捨てる。酒を、食べ物を要求し、飲み、食べ散らかして帰って行…
10年前に映画のレビューを開始した時から、あなたのベスト1は問われた場合には『家族の肖像』と応えている。岩波ホールで先月から上映が始まったデジタル完全修復版を観ながら、自分にとって何故本作が重い存在…
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ローマの豪邸に1人で住む老教授とある家族の闖入によって失われた家族関係を築いていく。''家族の肖像''と呼ばれる団欒画が伏線になっており、疑似家族関係を構成させ、室内劇でありながら、美術、音楽…
本当に豪華なペシミズム映画です。
小津監督が中流階級でやったテーマを貴族出身のルキノ・ヴィスコンティ監督は上流階級で描き、映画史的にも貴重な映画になってます。
上流階級になったからといって、人生が楽…
これがヴィスコンティ!という映画でした。伝統と新しさ、家族と孤独、滅びゆくものと若さ。色んな対立構造が置かれていて、全編スリリングでした。
バート・ランカスターの教授は滅びゆくものとして、伯爵夫人の…
1974年の作品なのに、今観ても十分に楽しめる!
ヴィスコンティ監督の、美的センスの良さ
時代を越えても観る人の心を掴むのは流石~(^-^)
絵画好きにはたまらない、絵画コレクションに囲まれ、ロ…
まずデジタル完全修復によって鮮やかに甦った「家族の肖像」を、圧倒的多数のご年配の方々に囲まれ、大画面スクリーンで堪能できたことに深く感謝です。
前作「ルートヴィヒ」の撮影中に倒れて以降、車椅子での…
ヘルムートバーガーの見事なまでの若々しい美しさもさることながら、やっぱりラートバンカスターのダンディズムに目が釘付けになります!(山猫でも同じようなこと書いてますが笑)
ヴィスコンティが作る美しく…
(c)Minerva Pictures