メディアの話を忠実に再現した映画らしく、儀式のシーンは目を塞ぎたくなるようなものが多かった。
日本のうたや演奏が入っているところに違和感がありつつ、それがまたメディアの感情を表しているようでよかった…
映像美や様式美といってもローマ支配下のギリシャやトルコなどの中近東的な荒涼とした風景に何の魅力も感じないのでただただ退屈だった。異文化の音楽が入り乱れてるカオスも特に何とも思わない。晩年のマリア・カ…
>>続きを読む20世紀最高のソプラノ歌手と謳われた伝説の歌姫マリア・カラス、享年53歳。
彼女が死去してから今日でちょうど40年が経過します。
46歳に差し掛かった彼女の歌手生命にはいよいよ陰りが見え始め、最愛…
"振り返ってみよ。何が見えるか?自然だけだろうか?違う。うしろに見えるのは神の現示だ。午後の動かぬ水の面に影を落とす。雲の姿の中にも。下を見なさい。バラ色の海の上の黒いすじを。あれは木々の影だ。あの…
>>続きを読む時間と空間と女の復讐譚
そこに流れてる時と空間をたんたんと映しているところは、セルゲイ・パラジャーノフ映画に雰囲気が似ている。
特に驚いたのが、主人公の民族の歌が日本の歌ということ。地歌かな?
…
偶然だけど、マリア・カラスの誕生日に観賞していた。偶然だけど…
しかも、歌姫マリア・カラスはここでは殆ど歌わない。
ギリシャ悲劇『メディア』をパゾリーニがマリア・カラスしかいないと当て書きしたそう…
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