前半は主に三船敏郎演じる権藤の人となりや葛藤を中心に、そして有名な「こだま号」からの身代金受け渡しの様子(このシーン、実は全体の割合からするとわずかな分量)を。そして後半は主に山崎努演じる犯人の狂気…
>>続きを読む些細な一言や行動で、簡単に人一人の人生を天国にも地獄にも変えられる。
自分の人生も、自分の考え方や行動力次第で天国にも地獄にも変えられる。
いろんな人の葛藤があって複雑な感情が絡んで人間模様があって…
2012年10月21日 購入したBlu-RayDiskを鑑賞。
黒澤監督が手掛ける現代劇、初鑑賞。
ともすれば”身代金奪取”のトリックに焦点が当てられがちだが、この作品は丹念に人間を描いた演出が胆…
天と地の境目はいったいどこで線引きされているのだろうか…
物語の構成はシンプルだが、それが絶妙なタッチで描かれる。
天を見上げればキリがないが、天を目指す事が生きる証となる…それが生きがい。
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洗練されていて古さを全く感じない。
サスペンス要素が強くストーリーも追いやすいので、黒澤明の入門編としてお勧めしたい映画です。
ワンシーンに映るすべての人物が「生きて」いて、なんというか舞台演劇を見…
初の黒澤監督作品鑑賞。もっと早く見ていれば良かった。三船敏郎、仲代達矢、なんと魅力的な人達だろう。そして当時まだ20代後半の山崎努の存在感たるや。。
この映画にとってあまり重要な要素ではないのかも…
黒澤明監督の歴史に残る映画の一つ。
真夏に起こる身代金誘拐事件。
会社の権力闘争の只中にいる世界の三船こと、三船敏郎演じる主人公は、誘拐された子供は自分の子供と取り違えられた運転手の子供とはいえ身…
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