濃密な室内劇と新幹線での密室劇で展開されるファーストアクトから舞台は文字通り降下していき、手に汗握る追跡劇のセカンドアクトに次いで、ゾンビのような最下層の人間の溢れる汚れた街で幕引きを迎える。
あ…
このレビューはネタバレを含みます
明日、全財産5000万を支払わなければならない男。しかし、男の子供が誘拐され、身代金3000万を請求される、と言う話。
物語の入りがバッチリ!
三船敏郎がシューズメーカーの重役なんだけどシューズメ…
シューズメーカー重役の三船敏郎があまりにも渋すぎる。
他の重役との権力闘争の中、自分のすべてを掛けた大勝負の直前、狙い澄まされたかのようなタイミングで息子が誘拐され身代金を要求されるが、実際に誘拐…
ここ最近もっぱら芸術映画や映像派の映画に心酔している身としては、高校時代にあれほど敬愛した黒澤映画は少し子供っぽく、良い意味でも悪い意味でも"作り物感"を持つチープな作品という印象に変遷してしまって…
>>続きを読む20年ぶり3度目の鑑賞。
素晴らしい脚本と演出力。全盛期の名匠黒澤監督が手掛けると刑事ドラマもここまで面白くなるんだ!と痛感しました。
間違いなく刑事ドラマ作品としての最優秀作品だと思う。
何度観て…
大学の授業で鑑賞。
第一部と第二部のメリハリがすごくて見ていて飽きなかった。
昔の映画ってのんびりしているイメージで、この映画もそんな感じはあるんやけど、ストーリーの魅せ方、取り扱っている事件にとて…
今でもある格差、自分も同世代が一軒家や高いビルに住んでいるのを見た時に、どうして俺はああなれないんだ。…、どうして俺だけが…、と犯人が感じた嫉妬心と同じ気持ちになっているのかもしれない。
天国から…
この映画、アメリカ人の友達が「面白い」ということ以外、なんの前情報もくれずにパソコンで流し始めて、結局最後まで見ることになった。
パラサイトを感じた。
横浜の光と影、
ジャンキーたちはスワロウテ…
傑作。何度見ても飽きない。役者が生き生きしていて黒澤明圧を感じさせない。
七人の侍(1954年)
生きものの記録(1955年)
蜘蛛巣城(1957年)
どん底(1957年)
隠し砦の三悪人(1958…
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