2021年358本目
この映画は初めて見たけど身代金の受け取り方はどこかで見た気がする。
その他もこれまで見てきたサスペンスものとかとさほど変わらない。(こっちの方が先かもしれませんが)
今見ても面…
しっかりサスペンス、しっかり社会派。
現代劇でこんなジャンルもこなしちゃうのか黒澤明。幅が広い。
途中まで原作があるらしいが、犯行然り、構成然りアイデアがおもしろい。計算されていて、隙がない。
パ…
誘拐・刑事・格差
ナショナルシューズの常務、権藤金吾の息子が誘拐され、身代金を要求されます。ですが誘拐されたのは彼の息子ではなく、運転手の息子。果たして権藤は身代金3000万を払うのか…
前半部…
おもしろかったです。
もう脂の乗りまくった黒澤映画。
映画の冒頭である誘拐事件の発生から、ストーリーをフリながらおもしろくなっていくのが見事です。
犯人との電話でのやり取り、列車のシーンなど緊張…
会社と自分のために金を使うか人のために身代金を払うか究極の選択を迫られてる時の緊迫感が良かったからこそ、後半の捜査シーンが長ったらしく感じた。
天国と地獄というタイトルの伏線回収は見事だけど、最後は…
英題『High and Low』。貧富の差が引き起こしたある誘拐事件を扱った作品。前半は主人公権藤の邸宅で繰り広げられるほとんどワンシチュエーションの推理サスペンス。資本主義における競争の現実と、誘…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
黒澤明の現代劇は初めて。
黒澤明×三船敏郎×仲代達也×推理映画。
面白くないわけがないです。
列車からカバンを投げるシーンの緊迫感たるや。
近代日本を舞台にこれだけ見応えができるのはさすが黒澤明。…
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