「午前十時の映画祭」にて初見。
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黒澤明、やぱスゲーと思わざる得ない。2時間半ですが、まったく飽きない推理サスペンス。 最高!
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伏線もありよく練られた脚本(特に会話劇中心の前半)。モノクロ…
実は初見の黒澤映画の名作。
50年前の作品だけに演出面での古さは当たり前として、その手口が模倣されたという身代金受け渡しの緊迫感と、SNS等で繰り広げられている誹謗中傷に通づる想像力の無さが垣間見え…
天国と地獄のタイトル通り、高度成長期の経済格差が描かれていて、なかなか面白い内容だった。
見入ってしまったシーンも我に返れば、なかなかの長回しと長いセリフで三船敏郎の演技力に圧倒された。
案外あっ…
かなり久しぶりに黒澤映画観たかも。この頃はもう橋本忍は脚本に入ってないんだ。前半の室内シーンが面白い。会話と編集のテンポがでかいのだろうけど、カメラが意外と長回ししながら動く。そして現金受け渡しシー…
>>続きを読む横浜の製靴会社の常務のもとに起きた子供の誘拐事件とその犯人を追う刑事たちの姿を描く。
社内の権力闘争から誘拐事件へ転換し、室内劇から追跡劇へと転換してゆく物語の構成が秀逸。
三船敏郎演じる権藤が…
ラストの権藤と竹内の檻越しの対話が、
この作品のテーマ回収が秀逸だった。
竹内自身の社会格差から生じたであろう己の不幸な人生を自身で復讐をたて権藤の地位や名誉に恵まれてる天国から、竹内がいる地獄へ…
やっぱり何回観ても面白い作品です。自分がまだ20代だった30年前ころ、とっつきにくいイメージがあった黒澤明監督の作品の印象がガラリと変化するきっかけでした。1963年という時代背景ですが、エンタメ…
>>続きを読むスタートダッシュが、丁寧で繊細。
空気がしっかりと保たれてるから飽きない。
あと、テンポが良い。
音楽も少ないのに、画がもっている。
しかも立ち位置とかも細かく決めてる、丁寧。
人質が戻ってくるま…
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