時間が停止したパリを孤独に徘徊する様子は『28日後…』の序盤を見ているよう。時間停止を免れた集団と遭遇、共に狼藉を働くようになっていく展開はまるで『ゾンビ』で描かれたショッピングモールの場面を連想さ…
>>続きを読む螺旋階段を軸方向に動くカメラで、「これサイレント時代に既にあったのか」と思ってたら、それ以上に危なそうな撮影をしていて、じゃあまあ、と思った。
そもそもモーション・ピクチャーで時間が止まるのを撮る…
ルネ・クレールの監督デビュー作。100年前に既にこんなイタズラ心のあるSFが撮られていたという驚き。今どきの海ドラにもありそうなネタ。シーズン3くらいまで引っ張れそう。
100年前のパリの街並みを…
2014年3月 無声映画鑑賞会 @H.ラングウッド(西日暮里)
(日記より)
サイレント映画でも、字幕が英語で出れば(平易なレベルなら)理解できるので、弁士はいなくていいかなと感じた。2本目のルネ…
※作品についてよりもこの作品が上映されたイベントの情報や感想が中心になります。予めご了承ください。なお、感想以外は広島市映像文化ライブラリーのHPから文章を引用しています。
場所/広島市映像文化ラ…
めちゃくちゃおもしろかった
SF的コメディ。突然世界の時間が停止して、なぜだか被害を免れた人間たちが何をするかと言えば、無銭飲食、銀行強盗、窃盗で贅の限りを尽くすという極めて人間的なキャラクターの行…
本作あたりから映画という文化に物語性が帯びるようになるという映画史的に重要な一作とのこと。
建物とそこで"眠る"人々のシーンでは、ベルイマンの「野いちご」を、エッフェル塔を捉えたシーンではアントニオ…
このレビューはネタバレを含みます
名匠ルネ・クレールが戦前、様々なアイデアを駆使して実験的な映像製作を試みたサイレントの中編。同じアヴァンギャルドな短編『幕間』と一つDVDに収録されて鑑賞です。
『眠るパリ』はある科学者が発明した…
2020/8/28
ルネ・クレールの監督デビュー作。短編のサイレント映画ではあるものの、物語がしっかりと成立しているので、いま観ても充分に楽しめる。何よりも、時間が止まったパリの人たちの描写がとにか…