究極のドキュメンタリー“タッチ”作品。もはや事件当日の現場に潜入し密着取材でカメラを回し続けたとした思えない圧倒的なリアリティに溢れた映像。観ている間、画面に映る人間たちが俳優で全て演技であるという…
>>続きを読む1972年に起こった、北アイルランド紛争における「血の日曜日事件」をポール・グリーングラスが2002年にテレビ映画として撮っている。
これを観た後では、U2の「Bloody Sunday」を以前と同…
既出のレビューに散見される、ドキュメンタリータッチは確かに見紛う程の映像で、凄惨さと英軍の蛮行さをブーストさせている。
ドキュメンタリーとしての色が強い分、映画に必須のエンターテイメント性が抑えら…
1972年、北アイルランドのデリーにて、公民権協会主催のデモが行われようとしていた。当時、北アイルランドでのデモ行進は非合法だったが、リーダーのクーパー議員はあくまで平和な行進であるとして開催。しか…
>>続きを読むテレビ映画が世界的映画式典から金熊を貰うなんて夢のある話、では全くなく、コレは国の誰しも知る怒りと再生を願う汚れた歴史を全うに意識し根底に置いて汚濁に流さず人権並みに義務として恥ず事なく勉強している…
>>続きを読む1972年の北アイルランドにて、公民権運動の一環として始まったデモ行進の列に、警備にあたっていたイギリス軍が無差別に発砲し多数の死傷者を出した『血の日曜日』事件を題材にした作品。
非常にドライなタ…
ドキュメンタリータッチで民衆側と軍側の衝突をそれぞれの視点から描く。まるで実際の出来事を撮ってきたと思うほど。
グリーングラス監督の手ぶれ演出が良くてさすがボーンシリーズの監督。エンタメ性は低く歴史…