ピンク映画の若松監督が寺島しのぶを主役に戦時中と戦後の女性を描いた映画。
敗戦後に帰還した夫は胴体だけの男になっていた。寺島しのぶの肢体が美しい。彼女はこれで、主演女優賞を取った。
とても暗くて嫌な…
観ていて苦しくて、どうしようもなく救いがない映画でした。これが戦争の現実。たとえ終戦しても癒えない身体と心の傷。
あと何年かの間に、戦争を経験した世代で語り継ぐ方がいなくなってしまうことを考えると…
このレビューはネタバレを含みます
国のために戦争に行き、両手両足を失い、耳も聞こえず、しゃべる事さえも出来なくなった夫が帰ってきた。
それはまるでイモムシのようだった。
そんな姿になった夫を国は軍神と崇めた。
嫁はそんな夫の姿を見…
過去鑑賞。
寺島しのぶさんがベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞した作品として、ずっと観たいと思っていた『キャタピラー』。内容が重いのは覚悟してたけど、やはり想像以上だった。
寺島しのぶさんの演技は…
そういえば以前、乱歩の『芋虫』の映画化だと思って観たら「??」となったんだったなぁ…という事を観ている内に思い出した。あくまでも『芋虫』と『ジョニーは戦場へ行った』をモチーフにしたオリジナルストーリ…
>>続きを読む懐かしいな、「グロくてエロい映画だろ」少し覗いてみようかな。
そんな気軽な気持ちで、リタイア覚悟で鑑賞。
そもそも、尺の短さも軽い気持ちが湧く。
恐れて身構えたようなグロテスクさは感じず
反戦映画…