ハネケ監督作品初鑑賞
胸糞映画で有名な『ファニーゲーム』の監督さん
そっちはまだ観る勇気がないのでデビュー作を...
実話を元にしているそう
3部からがお気に入り
どう言い表せばいいのか分から…
このレビューはネタバレを含みます
初めて観た今日の日ごと永く忘れ得ないだろう。すさまじい映画体験だった。DVD特典の監督のインタビューも立て続けに2回見た。
勢いに任せて書けるだけのことを書いておきたい。
オーストリア人の夫婦と娘…
何も起こらない、退屈な日々が、何もドラマがないまま終わる。何も起こらないことを予期できず見続けてしまうことに驚く。
退屈な日々は、なんの違和感もないまま消え去りうることを証明した作品。
キャラクタ…
めっちゃブレッソン!(何度言うんだ…笑)
でも!すごく新しい表現を切り拓いてる!
最初の作品にして最も何にも似てない新しさを持ってる気がする。というのは、これがハネケ作品の中でも一番謎が謎のまま…
素晴らしかった。
ニュースや取材記録を見て「知る」ことよりも、彼らのことをずっとよく眼差すことができた気がした。
背景を「知った」瞬間に、彼らの命は僕らの中で"情報"になる。
この作品は、その情報化…
ミヒャエル・ハネケの監督デビュー作。
ただただ、淡々と映される日常描写。
それはラストに訪れる悲劇への少しずつ、でも確かな道のり。
ちょっとアケルマンの『ジャンヌ・ディエルマン』も思い出しました。…
実家から夜帰ってきて娘がシリアル食べた後、寝る支度してって言ってるシーンとか何か怖かった。その後はまた豪華な食卓だったり、何かが歪んでいる。普通の日常からごく自然に壊れていく表現が凄い。
監督のイ…