オーソン・ウェルズ監督、ラッセル・メティ撮影、ジョン・ヒューストンが脚本に参加している。
予算内、時間内に撮ることが優先されたようで、この時期のRKO映画と同様に、どこか性急に撮影された印象があるが…
オーソンウェルズの映画そんなに好きではないんだけどやっぱりすごいので星5をつけざるを得ない。
カメラワークも演出もいつもめちゃくちゃこだわってるな〜撮影すごそう…
オーソンウェルズの演技も迫力ある…
このレビューはネタバレを含みます
めっちゃ面白い!
ナチスの残党とは知らずに愛して結婚までしてしまうとか、メリーの引きが強すぎなんだけど、最後の最後まで互角にわたり合うのは、この時代にしては強いヒロインなのかなと思いました。
ラスト…
表情や胴体そして壁に被さる黒い影。俯瞰多めで縦横無尽に回りこみ途切れずに追いかける。二階の手摺り。一度だけの煙管。白昼の再会と抱擁から植え込みと林。喫茶店の盤上の駒。地球儀と書斎。書き残し。真実の告…
>>続きを読む小さな街でのナチ残党狩り。
ヒッチコック的なサスペンス。
シンプルで決して先が読めない訳ではないが常にある緊張感が最後まで心地よい脚本。
オーソンウェルズ作品のクレーンを使ったカメラワークは面白い。…
色々あるけど単純に「おもしろい」。
終戦一年後にナチ狩りをテーマにするのは戦勝国としての余裕のあらわれ?
この当時ホットであったろうテーマや、独特のカメラワーク、印象的な「陰」の使い方、ドラマとして…
光と影(暗)の使い方が最高すぎる。
ウェルズが妻に正体を突きつけられた瞬間、家の前にたどり着いた車のドアが開き、家のドアが開かれ、殺すための道具が落ち、最後にウェルズが逃げる流れが綺麗すぎてビビっ…