鏡の中にある如くに投稿された感想・評価 - 7ページ目

『鏡の中にある如く』に投稿された感想・評価

最近、ベルイマンてたまにホームラン打つだけで実はそんなに大したことないんじゃないかという疑惑が出てきている。面白いのは面白いんだけどね。あとなんか若松孝二っぽさを感じた。ベルイマンの方があざとさが用…

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324

324の感想・評価

4.0
湖の鏡面に映る空。鏡に映る世界、こちらの世界の行き来。暗い部屋にそそり立つ自分。難破船の中での狼狽。地獄ヴァカンス。精神と肉体。「愛こそ神」という台詞の虚無感。かなりサイコロジー。密度が高い。

このレビューはネタバレを含みます

ダビッドは神を愛と定義し、ミーヌスはカーリンが自分たちの愛により神とともにいるから幸せだと言う
しかし実際にはダビッドは創作的好奇心が、ミーヌスについては性的な欲望がカーリンへの愛の上位に来ている

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lag

lagの感想・評価

3.8

物書きのお父さん。医者の夫と繊細な弟。波の少ない穏やかな海。港の桟橋。並んで歩くも艪を漕ぐも快く移動。屋内の影。壁紙の模様。ひと雨降る。座礁した船倉。扉のすぐ先に立ってこちらを見ている。回転翼の轟音…

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シドーの妻(精神疾患持ち)の語るエピソードがアブダクション被害者っぽくてUFO的に盛り上がりますね。「サザエさん」のマスオさん状態のマックス・フォン・シドー
ハル

ハルの感想・評価

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世界の乖離。非現実に吸い込まれて行く様、家族の微妙な関係を描きつつ形の曖昧な神の存在を明示させて行く。いきなり濡れるところ、本能が芽生えるところ、映像も素晴らしい。
イングマール・ベルイマン 黄金期 Blu-ray BOX Part-4
みお

みおの感想・評価

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不安定だった時期の自分と弟のことを少し思い出す、観終わった後振り返って、みんなで食事を囲むシーンがいかに尊いかわかって泣いてしまった 家の間取りや家具、廃船の地下など惚れ惚れするカットがたくさんある


スウェーデンの巨匠イングマール・ベルイマンが信仰と欲望の問題をテーマに描いた「神の沈黙」3部作の第1作。

作家のダビッドは、17歳の息子ミーナスや娘のカリン、カリンの夫で医師のマーチンと一緒に、…

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信仰と血縁、呪いのエスプレッソダブル。

壮年の作家ダビッドが、家族を連れ海辺の別荘を訪れる。息子のミーヌスとその姉カーリン、その夫マーチン。家族の時間を和やかに過ごすが、カーリンは精神病院を退院し…

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