たぶん悪魔がに投稿された感想・評価 - 106ページ目

『たぶん悪魔が』に投稿された感想・評価

sho

shoの感想・評価

4.8

死んだ事も無いのに「死ぬ気でやれば〜」などと言っている人間は無責任だ。「たぶん悪魔が」の主人公シャルルには強大な自意識とそれから生み出される過剰なまでの責任感が備わっている。そして不幸なまでに純粋だ…

>>続きを読む
AkiyoshiM

AkiyoshiMの感想・評価

4.6
Le Diable Probablement

宗教も政治も恋人もドラッグも精神科医も彼を救えない。
社会との不調和に悩む若者は死を意識するのみ。
厭世虚無の中で揺れ動く、危うくも純粋な存在の美しさ。
わあ

わあの感想・評価

5.0

いやあ凄い
ブレッソン後期の大傑作

ブレッソンの中で1番好きかもしれない
ブレッソンらしいカットは集大成のごとく、ラストはオープニングシーンに繋がる手法であっさりしていることがむしろ大きな感動を生…

>>続きを読む

やー自分には難しすぎたわ
けれど解説を後々聞いたら面白い映画だったんだなと改めて思う
環境問題から始まるあらゆる問題
それを神的問題(悪魔)と捉える社会に絶望と無気力を覚える青年達
見え過ぎるのは辛…

>>続きを読む
ひええ

ひええの感想・評価

3.4

このレビューはネタバレを含みます

青年が無力な人類に愛想を尽かして死んでしまうまでの過程を描く。
カメラは動きが少なく、手や足下ばかりを映す。
rico

ricoの感想・評価

3.3

「ぼくの病気はよく見えすぎることだ」

ブレッソンらしいスタイルだし、主題はむしろ他のブレッソン映画よりも興味のあるものであるにも関わらず、何故かいまいち響いてこない。

何故なのか分からないのだけ…

>>続きを読む
spacegomi

spacegomiの感想・評価

4.6

ブレッソン⑦

いかにもブレッソンが好みそうな美貌とドストエフスキーの諸作品に出てきそうな厭世観を持ち合わせた青年が、如何にして悲惨な最期を遂げたのかが彼自身やその周りを通してミニマルに描かれる。

>>続きを読む
ど素人をよく起用するブレッソン監督。見事な演者のリアクションの薄さ。セリフの少なさ。わざとです。
途中で集中力切れてわけわからんことになった。メンヘラのTwitterくらい情報量多い

【絶望下、絶望のみ見れば絶望だけ】


厭世、絶望、自棄の、惨憺たる映像体験。

若者の自殺報じる新聞映すファーストショット。然し他殺可能性高いとするのセカンドショット。冒頭僅か2カットで示される〈…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事