ブレッソンに苦手意識のある俺でも楽しめた。アザラシの頭をぶっ叩くショット(その前に可愛いアザラシちゃんの顔のクローズアップが…)やバス内でのカット割も強烈だが、とにかく人物達が歩くショットが印象的で…
>>続きを読むパイプオルガンの外れた音ですっからかんの話を遮る演出
バスの中の手を使った流れる動作、多分悪魔がの一言の後の固定
削ぎ落としすぎてすこし冷んやりがベースだけど
全体をふくめれば暖かさも感じなくもない…
主人公を取り巻くありとあらゆる事象、恋愛、セックス、政治、環境問題、ヒッピー文化など。これら全てに意味を感じれなくなった主人公の姿を、これでもかというほどミニマムに描き切った傑作。カットのセンスが異…
>>続きを読む引き続きブレッソン監督作品。
最初から主人公の顛末を暴露してくるとはニクい演出!
これは嫌でも最後まで観たくなる。
途中途中で森林伐採などの環境問題を入込む描写はちょっと余計に見えた。(アザラシの…
SEKAI NO OWARIについての映画といえばブレッソン。特に本作は冒頭で主人公の死が明らかになるため、ブレッソン印の移動シーンがそれぞれ終末、破滅をベルトコンベアーで自動的に運んでいくようにも…
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