たぶん悪魔がに投稿された感想・評価 - 103ページ目

『たぶん悪魔が』に投稿された感想・評価

一切無駄のない演出が相変わらず凄い

チョコレートの箱が轢かれるとこめっちゃ印象にのこる
【詳述は、『湖のランスロ』欄で】おそらくブレッソン作品中で、自然体で社会に開かれ、自己流に·問い直しなく流れ続け、おそらく最も面白さで惹きつけ止まない作。
kotone

kotoneの感想・評価

4.0
画だとこのジャケットになってるカットとかバスの切り方とか講義の時の異常な光の量とかも好き 「死なないでと祈ったわ 抱きしめてキスするためよ」涙を拭う→もうできない

ブレッソンに苦手意識のある俺でも楽しめた。アザラシの頭をぶっ叩くショット(その前に可愛いアザラシちゃんの顔のクローズアップが…)やバス内でのカット割も強烈だが、とにかく人物達が歩くショットが印象的で…

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s

sの感想・評価

4.8

パイプオルガンの外れた音ですっからかんの話を遮る演出
バスの中の手を使った流れる動作、多分悪魔がの一言の後の固定
削ぎ落としすぎてすこし冷んやりがベースだけど
全体をふくめれば暖かさも感じなくもない…

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Ryu

Ryuの感想・評価

4.0

主人公を取り巻くありとあらゆる事象、恋愛、セックス、政治、環境問題、ヒッピー文化など。これら全てに意味を感じれなくなった主人公の姿を、これでもかというほどミニマムに描き切った傑作。カットのセンスが異…

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人物が画面から消えたあとの空間というか余白が好き。表情と顔の欠如。しれっと真顔で白のオープンカーがじわる、いかす。
McQ

McQの感想・評価

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引き続きブレッソン監督作品。
最初から主人公の顛末を暴露してくるとはニクい演出!
これは嫌でも最後まで観たくなる。

途中途中で森林伐採などの環境問題を入込む描写はちょっと余計に見えた。(アザラシの…

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いたるところに潜ん、無力で怖気づいた者らを狙う悪はいったい誰が流したものか?たぶん。

SEKAI NO OWARIについての映画といえばブレッソン。特に本作は冒頭で主人公の死が明らかになるため、ブレッソン印の移動シーンがそれぞれ終末、破滅をベルトコンベアーで自動的に運んでいくようにも…

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