騙された女の話。
いちいち所作が美しい。この頃の映画は、邦画もそうだけど、タバコ吸う動作1つとってもスマート。本当のカッコ良さがある。終盤の“あの人”の少しの振り向きと背筋の曲がり方、腕の角度・ず…
美しい夜間撮影。深夜にオフィスを訪ねるとき、あんな微かな明滅は必要ないだろうと思いつつも、そこに見入ってしまう。
女性が失恋で自棄を起こしたところに、つけこむ男性っている。嗅覚が鋭いのか…。こういう…
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フリッツ・ラングのアメリカ時代の作品。
ナット・キング・ゴールの歌が贅沢。
朝起きたら、昨夜のデート相手が殺されている。酔っており記憶がないノラは、果たして犯人なのかー。
ストーリー展開はテンポ…
アンバクスターが失恋したり苦悩したりかなりかわいそう。けど、ふたりのルームメイト(姉御肌とミステリーマニア。両者とも素晴らしい!)が楽しいアクセントになっている。リチャコンはいつもながらのリチャコン…
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もうホントね、
この時期のラングはヒッチコック本人よりヒッチヒッチしてます。
なんせ引っ張り方があざとい!
酔い潰れていて記憶はないが、
自分が犯人じゃないかと思っているノラ!
観ているこちら…
事件まで30分、新聞記者まで30分、なんだかんだあってラスト15分で畳み掛ける真相究明って感じで時間配分が間延びして展開が遅い。伏線やミスリードみたいなのもなく、最後に第三者(ある意味)が真犯人でし…
>>続きを読むラングの大娯楽映画だった。犯人を見つけることができず迷宮入りする様子を、主人公が泥酔していて覚えてないけど自分が犯人だと深刻に思ってたり、助けるから名乗り出てくださいと売れっ子記者が新聞記事にしたり…
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