2021年2月1日、2回目。
元ネタになっているサークの「天は全て許し給う」見たので、久しぶりにこっちも見た。
たしかにサークを元ネタにしているが、それでもめちゃくちゃファスビンダー色が強い。サーク…
サーク『天はすべて許し給う』との比較として、あの作品の最大の魅力であったブレヒト的異化効果が無いサーク式メロドラマというのはかなり味気なく感じてしまったが、一つのストーリーとしてはちゃんと面白かった…
>>続きを読むダグラス・サークの名作もファスビンダーが撮ったらこうなるのかという面白い実験結果。(というかあの大人なメロドラマを老婆と黒人男性でやろうって発想は他の監督ではあり得ないだろう)
美しさにおいては勿…
いや〜… 僕の苦手なメロドラマだった…
差別色が濃くてよく喋るカウリスマキ作品みたいな感じ。ダグラス・サークのパロ作品らしいけど。カウリスマキ自身が好きすぎて影響受けてるってのもよくわかる。
でも僕…
学校の授業
差別のこととか、映画がとられてる視点だけじゃなくって、色んな登場人物の視点でみたらどうなんだろうって考えながらみてて、見方によって本当かわるなーってまあとりまよかった!
見終わってか…
相変わらず天才的な画作りはさておき、いやさておくのもおかしいか。天才過ぎるよ。『天が許し給うすべて』コレなのやべえ。
初老の白人エミとモロッコ移民の黒人のアリ。この二人のキャラクターがまずすげえ味わ…
主演はファスビンダー作品の常連ベテラン女優ブリギッテ・ミラとファスビンダー監督の永遠の恋人エル・エディ・ベン・サレム。初老の女性と外国人労働者の純愛。ヒトラーの通った高級レストランでの不慣れなやり取…
>>続きを読む冒頭の「幸せが楽しいとは限らない」という言葉は『女と男のいる舗道』からの引用で、これを作ったゴダールはオフュルスの『快楽』から引用したらしい
先人たちが描き続ける幸せで居続けることの難しさは恋人が自…
意味深いタイトルに惹かれてこの映画を観賞した。
「差別」という概念がいかに社会の人々に影響する、苦しめるとの話だ。
「差別」は、人種、民族、国別、性別、年齢、職業、収入、教養、階層、様々な方面で…
未亡人の年配女性と若い黒人の恋。いつも通り世知辛いし、冒頭から「幸福が楽しいとは限らない」みたいな字幕が出てきて笑った。年配女性が新しいパートナーを娘や家族に紹介したあと、キレてテレビ蹴り倒すとこが…
>>続きを読む© RAINER WERNER FASSBINDER FOUNDATION